くだらない話ができる存在の有難さ

kaede

「あれ、お母さん、こんなに小さかったっけ?」

70歳をとうに過ぎた両親の様子を見に、月に1~2度顔を見に行っています。
先月会ったばかりなのに、今日はなんだかとても小さく感じました。

50年近く営んでいた事業を昨年整理した両親~いろんな想いは残りますが、時代の流れには逆らえません。その選択に悔いはないと現在は隠居生活です。

いつも一緒なのは慣れっこのはずなのに、やることがない、変わり映えのない、時間を持て余す毎日。お互いの距離が近すぎて、悪い所ばかりが目につくようで口論が増えたとか・・・ちょこちょこ連絡がきます笑

ケンカできる相手がいること
くだらない話ができること

これってとても貴重な存在だと思うのですが、近すぎて当たり前すぎて、その有難さに気がつかない。私は数年前、がんで主人を亡くすかもしれない、という恐怖を味わっているので、気の置けない話ができる存在の有難さは身に染みています。

「そうね、いつかひとりになるんだもんね」

ハッとして、ちょっと淋しそうな苦笑いをした母。
愚痴を聞かされても、雑用を頼まれても、どんな時も見守ってくれる両親が揃っていることがとにかく有難い。年々老いゆく姿に淋しさを感じることもありますが、いつか来るであろうその時の心の準備をしているのかなとも感じています。

人生100年と言われる今、
私の老後はどうなんだろう?と未来の自分を重ねてみる。
両親には身体の不具合とうまく付き合いながら、何か楽しみを見つけて、ケンカしながら元気で長生きしてほしいなと切に願うのでした。

 

 

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